REDCapの利用に関するご質問

REDCapを利用したい
大阪大学では REDCap外部提供(SaaS)契約を受け付けておりません。
大阪大学の職員が研究代表者となり、学外の施設の方が研究に参加される場合は問題ありませんが、学外の方が研究代表者としてREDCapを利用することはできませんので、ご注意ください。
大阪大学の職員、学生の方で利用をご希望の方は未来医療開発部データセンターまでご連絡ください。
連絡先はこちら
利用料金について相談したい
未来医療開発部データセンターまでご連絡ください。
連絡先はこちら
画面構成などの支援について相談したい
未来医療開発部データセンターまでご連絡ください。
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UMINにメールを自動転送しているが、届かないことがある
自施設よりUMINへ自動転送する場合、双方のメールサーバーの仕様により届かないケースがあるようです。以下の場合に転送エラーとなることが多いようです。
  REDCap または Projectメンバー → メーリングリストに送信 → UMINに自動転送 
REDCapを利用した研究結果を論文等で公表したい 2022.11.01追加
本システムを利用した旨を方法および謝辞に明記ください。記載例は以下の通りです。
記載例はこちら

なお、未来医療開発部所属のスタッフが筆頭著者の研究、及び、支援した研究についても全てAMEDへの謝辞を記載願います。

ユーザIDの申請に関するご質問

フリーメールアドレスは利用できるか
原則禁止となっております。
連絡先のメールアドレスをフリーメール等ユーザIDとは別のものにしたい
UMINやICHOメール等の施設内の別のアドレスの登録はできますが、フリーメールや個人利用のアドレスは原則禁止となっております。
ユーザ情報を変更したい
My Projectsタブが表示されている画面の右上の[My Profile]リンクをクリックし、情報を変更してください。
利用者が退職することになった
ユーザIDの利用を停止致しますので、各Projectの窓口までお問い合わせください。
退職後もREDCapを利用したい
既存のユーザIDの削除申請と新施設での新規ユーザIDの発行申請をお願いしております。各Projectの窓口までお問い合わせください。


ログインに関するご質問

ログインできない
以下をご確認ください。
 ・REDCapのログイン画面のURLが正しいか
 ・パスワードにお間違いがないか
 ・NumLock、CapsLockが有効になっていないか
上記をご確認いただいてもログインできない場合は、ログインボタン右側の「Forgot your password?」よりパスワードの変更をお試しください。
それでもログインできない場合は、パスワードを初期化致しますので、各Projectの窓口までお問い合わせください。
パスワードが分からない
パスワードが分からなくなった場合、パスワード忘れの設問を設定されていれば、ログイン画面にある「Forgot your password?」 のリンクから、ご自身で初期化が可能です。設問設定をしていない場合など、ご自身で初期化できない場合は、各Projectの窓口までお問い合わせください。
注意:パスワードは過去5回までの間に設定した内容と同じパスワードはご利用できません。
   REDCapでは一定期間のご利用がなかった場合、自動で利用停止となります。
   再度ご利用になる場合は各Projectの窓口までお問い合わせください。
パスワード設定のリンクが有効にならない
お使いいただいている環境のセキュリティ設定等により、メール本文内のリンクが有効にならない場合がございます。自施設のセキュリティ担当者とご相談いただき、再度メールの送信が必要な場合は各Projectの窓口までお問い合わせください。
ユーザIDの登録メールを削除してしまった
各研究の窓口までお問い合わせください。登録メールを再送することはできませんので、窓口よりご連絡をいただいた後、ヘルプデスクでパスワードを初期化致します。以下のようなメールが送信されますので、お手続きください。
 [件 名] REDCap password reset
 [差出人] redcap.v.help01@dmi.med.osaka-u.ac.jp
 [宛 先] [Username]
初めてログインされる場合は、パスワードの設定後に[MyProjects]タブをクリックすると秘密の質問の設定のポップアップが表示されますので設定して下さい。詳細は初回ログインマニュアルをご参照下さい。
秘密の質問の設定方法は秘密の質問の設定方法をご参照ください。
メールのリンク先が有効でない場合はパスワード設定のリンクが有効にならないをご参照ください。
ユーザ登録メールが受け取れなかった
ユーザIDの登録メールを削除してしまったをご参照ください。
ユーザIDの登録メールのリンクが有効にならない
ユーザIDの登録メールを削除してしまったをご参照ください。
秘密の質問の設定方法
秘密の質問のリセット方法[MyProjects]タブのクリックで秘密の質問の設定画面がポップアップしない場合は、以下の手順で秘密の質問を再設定お願いします。
 1. REDCapにログイン
 2. My Projectsタブが表示されている画面の右上の[My Profile]リンクをクリック
 3. 'Login-related options:'の[Reset password recovery question]ボタンをクリック
 4. 確認メッセージが表示されるので、[Reset]ボタンをクリック
 5. 秘密の質問がポップアップされる
 6. 設定し、終了
REDCapよりアカウントがサスペンドされとという趣旨のメールが届いた
REDCapでは一定期間のご利用がなかった場合、自動で利用停止となります。再度ご利用になる場合は各Projectの窓口までお問い合わせください。 (利用停止通知メール)
件名:[REDCap] [UserName] account has been suspended due to inactivity
本文:
[This message was automatically generated by REDCap]

Dear REDCap user,

This email is to inform you that your REDCap account with username "[UserName]" has been automatically suspended due to the fact that you have not logged into REDCap in the past 365 days. This means that you will no longer be able to log in to REDCap at [REDCapのURL]. You may reply to this email if you would like to inquire about this matter. Thank you!


操作・構築に関するご質問

Project名はどのように付けたらよいか
利用申請時にご記入いただいたProject名または略称をお付けください。
割付が発生する場合やバックアップとる場合には複数Projectで1つのProjectと見なすための命名規則があります。詳細は利用申請・サポートページより利用料の考え方の資料を参照ください。

「My Projects」タブに表示されるプロジェクトをグループ分けしたい
「Organize」ボタンよりグループ分けが可能です。ボタンを押し、SETP1で新しいフォルダを作成し、SETP2で選択したフォルダにプロジェクトを割り当てることができます。同時に複数のフォルダにプロジェクトを割り当てることができます。フォルダの順序を変更するには、SETP1でドラッグアンドドロップして移動させてください。
ProjectをDevelopmentのままにしておいてよいか
実際にデータを入力する段階になった場合には、Productionに移行していただくことをお勧めします(システム的には、Productionに移行せずにデータ収集することも可能です)。Productionに移行しますと、誤って、画面が変更されたり、既存データに影響のある変更を不用意に実施したりすることを防ぐことができます。
Productionに移行後も、画面の変更は可能ですが、これまで入力されたデータに影響を及ぼすような変更は即座に行えないような仕組みになっております。
例えば、項目の追加については、これまでに入力されたデータに影響がないため、問題なく実施することができますが、項目の削除については、慎重に対応する必要があります。本番稼働後の画面変更について、項目の削除やコード値の変更等、これまで入力したデータに影響のあるような変更を行う場合ヘルプデスクの承認依頼が自動発生致します。こちらより先生方に変更の了承をいただき、承認致しますと、変更が反映されます。
変更内容によっては、StatusをDevelopmentに戻す必要があります。
この作業はヘルプデスクにしか行えませんので、お問合せフォームよりご連絡ください。
Productionにする前にテストデータを削除したい
以下の手順で一括削除する事が可能です。
 1. REDCapにログイン
 2. 該当Projectを表示
 3. Project Home、或いはProject Setupの画面を表示
 4. 画面右の詳細が表示されている画面の上部のタブから、[Other Functionality]を選択
 5. 画面下部にある[Erase all data]ボタンをクリック
 6. 確認メッセージが表示されるので内容確認の上、[Erase all data]ボタンをクリック
 7. 'SUCCESS!'のメッセージが表示されるので、[Close]ボタンをクリック
 8. 完了
Developmentから、Productionに移行する際に、既存データの削除の有無について聞かれます。そのタイミングで削除とすると、上記手順で削除せずとも移行時に既存データが全消去されます。
個別にデータを削除した場合は、削除権限をお持ちであれば「Add / Edit Records」より削除したデータを選択して削除いただけます。
テストデータを削除せずにProductionにしてしまったが、Productionの状態でもデータの削除は可能か
可能ですが、1件ずつ削除していただくこととなります。一括削除する場合は、一旦、Developmentへ戻す必要があります。お問い合わせフォームよりご連絡ください。
操作履歴は残るか
残ります。各ProjectのLoggingよりご確認いただけます。
付与される権限によってはご確認いただけない場合がございます。ご自身の権限については各研究の窓口までお問い合わせください。
offlineのsurveyにアクセスした際に表示される文言を変更したい
システムで自動表示している部分の為、個別のProjectで変更する事はできません。
例えば、以下のような画面を作成し、Branching Logicで「open」のときはsurveyの項目を表示、「close」の際はoffline用の項目を表示するようなことは可能です。ただし、「submit」ボタンを押すことで全てが空値のデータが登録されてしまいます。

注意:Field Annotationは「@HIDDEN-SURVEY」を選択してください。「@HIDDEN」を選択
   すると「open/close」を選択することもできなくなりますので、ご注意ください。
   同時に初期値も設定してください。
同一sectionのsurveyで、一問ずつ質問が切り替わって表示されるようにしたい
各質問の間にSectionを設定すると、1問ごとに切り替わります。Sectionの挿入方法は、Online Designerの場合であれば[Add Field]ボタンをクリックして入れる事が可能です。
Field Typeは[Begin New Section(with optional text)]になります。
次に、Online Designerに戻り、[Survey settings]をクリックします。[Question Display Format]で[One section per page]を選択してください。
痛みのある部位を図柄から選択できるようにしたい
直接図柄を選択することはできません。
入力フォームに画像を挿入することはできますので、例えば、部位の選択肢を用意し、その部位がどこなのかを示すような図を挿入し、回答を誘導するようなことは可能です。入力オブジェクトのタイプで[Descriptive Text]を選択し、画像をアップロードしてください。アップロードするファイルの容量にご配慮ください。
survey画面にビデオを埋め込みたい
入力オブジェクトのタイプで[Descriptive Text]を選択し、ビデオへのリンクを設定する事で対応が可能です。ただし、ファイル容量にご配慮ください。
survey画面のパブリックリンクを取得したい
surveyが有効となっている場合、画面左側のメニューに[Manage Survey Participants]が表示されます。こちらの[Public survey link[タブより取得いただけます。
パブリックリンクについては、一番目の 画面(Instrument)がSurveyのときのみ、ご利用いただくことができます。つまり、一番目の画面(Instrument)がSurveyではなく、2番目以降の画面(Instrument)にSurvey画面が含まれる場合は、パブリックリンクを利用することはできません。また、同一プロジェクト内に複数のSurvey画面が含まれる場合でも、その一番目のSurveyにしか、パブリックリンクはありません。
surveyのURLをQRコードにしたい
以下の手順をご確認ください。
 1. REDCapにログイン
 2. 該当Projectを表示
 3. 画面左側のメニューのData Collectionの項にある[Manage Survey Participants]を
   クリック
 4. [Public Survey Link]のタブの[Get Survey Access Code or QR Code...]のボタンを
   クリック
 5. ポップアップされた画面にQRコードが表示されていることを確認
 6. QRコードの上で右クリックし、画像を保存
 7. 保存した画像を他アプリケーション(Word、PPT等)で利用
データを保存する時、Complete/Unverified/Incompleteはどのように使い分けたらよいか
Complete(完了)は緑色、Unverified(未確認)は黄色、Incomplete(未完了)は赤色で表示されます。ステータスをどのように使い分けるかは、運用者に任されております。各Projectの窓口までお問い合わせください。
必須項目を入力しないと保存できないようにしたい
Data Qualityのreal time executionを利用する事で、アラームを表示することは可能です。アラームを無視して未入力のまま強制的に終了させる/次に進むことは可能です。Data Qualityを利用することで、早い段階で未入力に気付くことは可能です。
Data Qualityのアラーム表示はデータ入力フォームでは有効となりますが、Surveyでは利用できません。
surveyでData Qualityのreal time executionを利用したい
Data Qualityのreal time executionはsurveyでは機能しません。データ入力フォームでのみ利用可能です。
範囲を設定した数字データを入力する時、範囲外の数字を入力したら保存できないようにしたい
Data Qualityで可能です。アラームを出すことはできますが、そのメッセージを無視し、範囲外の数字のまま保存することは可能です。
入力する数値を「小数点第○位」としたい
Online DesignerのEdit Fieldで[Validation?]よりデータを入力頂く時の型として「小数点第X位」といった型の指定が可能です。現在は小数点以下第1位〜第4位までが準備されております。但し、この型を指定すると指定の桁までの入力が必須になります。
文字の色を変更したい
変更したい文字を以下のように囲んでください。表示例のように表示されます。
設定 表示例
<font color=blue>文字色サンプル</font> 文字色サンプル
<font color=red>文字色サンプル</font> 文字色サンプル
<font color=green>文字色サンプル</font> 文字色サンプル
<font color=pink>文字色サンプル</font> 文字色サンプル
担当医による承認という運用をしたい
REDCapでは、レコードに対し、画面単位、Event(収集タイミング)単位で「ロック/ロック解除」をする事ができ、他にも画面単位で「ロック/ロック解除+電子署名」する事が可能です。電子署名をすると、自動的に該当ページがロックされ、ロック解除すると電子署名含めロック解除されます。
画面単位 Event単位
Lock/Unlock
+電子署名 ×

Lockや電子署名はUser Rightsで使用有無を設定でき、Record Locking Customizationメニューでカスタマイズ可能です。Record Locking Customizationメニューは、User Rightsで有効にすると、左メニュー"Applications"の項に表示されます。
・User Rights
 
 Record Locking Customization… Lock/電子署名時のメッセージをカスタマイズする
 Allow locking of all forms at once for a given record?… Event単位でLockを可能とする
・Record Locking Customization
 
・入力画面での表示例
 
注意:この機能は1段階のみです。利用者の先生方がLock等を実施した上で、事務局でも上位
   Lockをし、利用者が変更できなくなる、といった事は出来ません。
   Lock/Unlockはセットですので、Lock権限のみ付与する事はできません。
survey入力完了時に自動でメールを送信したい
Online Designer のSurvey settingの「Send confirmation email (optional)?」を「YES」にし、メールの本文等を設定してください。
あわせて、以下の設定もご確認ください。
 ・Project Setupをクリック。
 ・Enable optional modules and customizations内の[Designate an email field to use for
  invitations to survey participants]をenableにする。
 ・ポップアップ画面が表示されるので、同画面内の[Choose an email field to use for
  invitations to survey participants:]のドロップダウンリストから、申込確認メールの
  自動送信先として利用したいEmailの項目を選択する。
注意:この設定はProjectがDevelopmentモードの時に設定可能です。
   メール配信はsurveyのみ有効となります。
特定の条件を満たす場合に自動でメールを送信したい
Online Designer のAutomated Invitationsより条件、メールの本文等を設定してください。
注意:この設定はProjectがDevelopmentモードの時に設定可能です。
   メール配信はsurveyのみ有効となります。
メール送信時、送信元に画面上で設定したアドレスを差出人にしたい
大阪大学のREDCapの運用では、「redcap.v.help01@dmi.med.osaka-u.ac.jp」が差出人となります。これはREDCapの仕様となりますのでご了承ください。画面上で特定のメールアドレスを差出人になるよう設定した場合は、Reply-To(返信先アドレス)として設定される仕様となっております。
回答者がSurveyを入力するのにどれ位の時間がかかったかを知りたい
REDCapが記録するタイムスタンプは、「submit」ボタンが最後にクリックされた時間のみであり、Surveyの開始時刻と終了時刻は記録しません。従って、Survey上に力開始日時や入力終了日時を入力する項目を用意するなどの工夫が必要になります。このフィールドとしては、validationとしてdatetimeを設定したtextボックスをご利用いただけます。Surveyの回答者が入力開始時刻と入力終了時刻を入力すれば、Surveyを回答するのにかかった時間を計算することができます。
CSVアップロード時にエラーになる
エラー:Errors found in your Data Dictionary
REDCapの場合、年月日形式の日付を指定する区切り文字が '-' となります。区切り文字が '/' の場合は、年月日ではなく「月/日/年」形式とみなされます。アップロード画面の以下の部分をご確認ください。
csvファイルからデータをインポートする際に、日本語のテキストが文字化けする
インポートするCSVファイルの各項目の値をダブルクォーテーションで括ってください。
  例) ,あいうえお, → ,"あいうえお",
また、言語と文字コードの設定がJapanese、Japanese(Shift-JIS)になっているかもあわせてご確認ください。
登録するしか権限のない人が登録内容を確認する方法はあるか
「Data Exports, Reports, and Stats」よりReportやCSVを定期的に出力し、データを共有いただくことでいかがでしょうか。